4月29日、米国と中国など主要貿易相手国の摩擦緩和に対する楽観的な見方を背景に、欧州企業の利益見通しが改善したことがアナリスト予想で分かった。相互関税を発表するトランプ米大統領、ホワイトハウスで2日撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[29日 ロイター] – 米国と中国など主要貿易相手国の摩擦緩和に対する楽観的な見方を背景に、欧州企業の利益見通しが改善したことが29日のアナリスト予想で分かった。
LSEGのデータによると、欧州企業の第1・四半期利益は平均で前年同期比1.7%減と見込まれ、前週の予想(3.5%減)から改善した。
これまでに第1・四半期決算を発表したSTOXX600構成企業のうち、60.4%で利益がアナリスト予想を上回った。
売上高のコンセンサス予想は前週と同じ1.4%増。
前年同期は利益が3.3%減、売上高が4.6%減だった。
Quarterly earnings growth rate for STOXX 600 companies
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