ドイツ、EU財政ルールの免責要請 国防費増額で

 ドイツは欧州連合(EU)欧州委員会に対し、今後数年間の国防費増額のため、EUの財政ルールの免責を要請した。写真は、クキース財務相。4月24日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[ベルリン 28日 ロイター] – ドイツは欧州連合(EU)欧州委員会に対し、今後数年間の国防費増額のため、EUの財政ルールの免責を要請した。ロイターが28日閲覧したクキ-ス財務相の書簡で分かった。

クキース財務相は25日のロイターのインタビューで、免除を求める可能性が高いと語っていた。

EUは安定成長協定で、加盟国に財政赤字を国内総生産(GDP)比3%以内、債務は同60%以下に抑えるよう求めている。欧州委員会は、3%を超えると通常発動される懲罰措置なしに、加盟国が防衛費を4年間、GDP比1.5%ずつ拡大できるよう提案している。

クキース財務相は書簡で、国防費に関する財政ルール免責という欧州委員会の提案は「財政の持続可能性を保持しつつ国防費の増額を可能にする重要な補完的措置」と述べた。

ドイツの2024年の政府債務はGDP比62.5%で、イタリア、フランス、スペインを大幅に下回る。

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Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.

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