米、メキシコ産トマトの大半に約21%関税 合意離脱で7月から

 4月14日、米商務省は7月14日以降にメキシコから輸入するトマトの大半に20.91%の関税を課すと発表した。写真は昨年12月、メキシコ市内の露天市場で撮影(2025年 ロイター/Raquel Cunha)

[14日 ロイター] – 米商務省は14日、7月14日以降にメキシコから輸入するトマトの大半に20.91%の関税を課すと発表した。米トマト生産者の保護につながっていないとして、両国間の合意から米側が離脱したため。

商務省は「これにより米国のトマト生産者は市場で公正に競争できるようになる」と述べた。

メキシコのトマト生産者は2019年、反ダンピング(不当廉売)調査を回避して関税紛争を終結させるため、第一次トランプ政権と合意を締結。米国は当時、この合意は抜け穴をふさぐとの見解を示していた。

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