米政権、アフリカ電力整備事業を終了 対外援助見直し=BBG

トランプ米政権は、アフリカ電力整備支援事業「パワー・アフリカ」を終了させた。ブルームバーグ・ニュースが関係者の話として26日報じた。ナイジェリアのラゴスで2015年撮影。(2025年 ロイター/Akintunde Akinleye/File Photo)

[26日 ロイター] – トランプ米政権は、アフリカ電力整備支援事業「パワー・アフリカ」を終了させた。ブルームバーグ・ニュースが関係者の話として26日報じた。

ブルームバーグによると、ほぼ全てのプログラムが終了となり、職員の大半が解雇された。国務省の報道官はブルームバーグに「米国の利益にかなうよう援助を再編成することを目的に各プログラムの検証を行っている」と述べ、米国の利益になるプログラムは継続され、利益にならないプログラムは継続されないと語ったとしている。

パワー・アフリカは、2013年、オバマ政権(当時)がアフリカで広く電力を行き渡らせることを目的として始め、海外援助を管轄する米国国際開発庁(USAID)が管理運用していた。USAIDは、実業家イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)の経費削減の取り組みの対象となり、23日には米国内の職員1600人の削減が発表された。

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