ブラジルの米関税対応措置、今は発表時期でない=財務相

4月8日、ブラジルのアダジ財務相(写真)は、今は同国にとって、米国が発動した貿易関税への対応策を発表する時期ではないとの考えを示した。ブラジリアで1月撮影(2025年 ロイター/Adriano Machado)

[ブラジリア 8日 ロイター] – ブラジルのアダジ財務相は8日、今は同国にとって、米国が発動した貿易関税への対応策を発表する時期ではないとの考えを示した。

イベントで「今は措置を発表する時期ではない」と指摘。米国と中国の応酬が日々展開される中、緊張の高まりの終着点が見えないとし、このシナリオでブラジルにとって最悪なのは慎重を欠いた行動だと述べた。

ブラジルは2008年以降対米貿易黒字を計上しておらず、それが今回課された関税率が最低の10%となった一因。多くがブラジルはこれにより世界的な貿易の混乱における勝者となり得るとみている。

アダジ氏は、米国の関税はそれまでの割当政策に取って代わった形で、実際には対米輸出拡大につながる可能性があると指摘。「ブラジルは全体に好ましい立場にある。相対的に、わが国は他国より出口に近い」と述べた。

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