
1月30日、ブラジル国庫庁が発表した同国の2024年の基礎的財政収支(プライマリーバランス)は430億レアル(73億1000万ドル)の赤字となり、国内総生産(GDP)比で0.36%だった。写真は、高架橋を歩く人ら。2024年10月、サンパウロで撮影(2025年 ロイター/Amanda Perobelli)
[ブラジリア 30日 ロイター] – ブラジル国庫庁が30日発表した同国の2024年の基礎的財政収支(プライマリーバランス)は430億レアル(73億1000万ドル)の赤字となり、国内総生産(GDP)比で0.36%だった。ただ、リオグランデ・ド・スル州での大規模洪水に関連した支出など、目標の算出で考慮されていない320億レアルを除くと赤字額のGDP比は0.09%となり、許容誤差0.25%で、基礎的財政赤字ゼロと定めた政府目標を達成した。
目標達成を下支えしたのは税収の大幅な伸びで、ルール変更によって投資ファンドからの税収とオフショア課税が膨らんだのが一因。また、国有企業からの配当金が増加したことや、裁判所の命令に基づく支出の一部などを23年に繰り上げて支出していたことも貢献した。
ロジェリオ・セロン国庫局長は「この結果は財政再建という点で極めて重要であり、それは否定のしようがない」と述べた。一方、世界的な不確実性を含めた経済シナリオの課題を考慮すると「私たちの側により大きな決意」が必要になるかもしれないとの認識を示した。
セロン氏は、政府は今年の目標達成を確実にするために追加財政措置の必要性についても注視しており、必要であれば提案すると強調した。
ブラジル中央銀行が毎週調査しているエコノミストらは、24年初めにはGDP比で0.8%の赤字になると予測していたが、今年の最終調査では0.5%の赤字に修正した。
昨年12月の基礎的財政収支は240億レアルの黒字だった。
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