ステランティス、米工場で900人一時解雇へ 関税発表受け

欧米自動車大手ステランティスは3日、米国内5カ所の工場で900人を一時解雇し、メキシコとカナダの組立工場の生産を一時停止すると発表した。(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[デトロイト 3日 ロイター] – 欧米自動車大手ステランティス(STLAM.MI), opens new tabは3日、米国内5カ所の工場で900人を一時解雇し、メキシコとカナダの組立工場の生産を一時停止すると発表した。米国内ではパワートレインとスタンピング施設が対象となる。

ミニバン「クライスラー・パシフィカ」や「ダッジ・チャージャー・デイトナ」を生産するカナダのオンタリオ州ウィンザーの組立工場は2週間、SUV(スポーツタイプ多目的車)「ジープ・コンパス」や「ジープ ワゴニアS」を生産するメキシコ・トルーカの組立工場は4月中、操業を停止するとした。

トランプ米大統領は2日、貿易相手国に対する相互関税を課すと発表し、世界貿易戦争の懸念が高まっている。 もっと見る

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