韓国サムスン電子は1日、モバイル部門トップの盧泰文氏(写真)を家電・スマートフォン部門の責任者代行に任命する人事を発表した。2023年撮影。(2025年 ロイター/Peter DaSilva/File Photo)
[ソウル 1日 ロイター] – 韓国サムスン電子(005930.KS), opens new tabは1日、モバイル部門トップの盧泰文氏(56)を家電・スマートフォン部門の責任者代行に任命する人事を発表した。前任者の韓宗熙氏が先週急逝したことを受けた措置。 もっと見る
韓氏は共同最高経営責任者(CEO)も務めていた。同氏の死去によって、不振の半導体事業の立て直しなどは最近共同CEOに任命されたばかりの全永鉉氏が担う形になっている。
広報担当者は「共同CEO体制を維持するかどうかは現時点で決まっていない」と述べ、後日開かれる取締役会で決定するとした。
盧氏は2020年にモバイル部門の責任者に就任。以来、スマートフォン市場が鈍化し競争が激化する中、人工知能(AI)スマホや折り畳み式スマホを打ち出した。今回の人事で盧氏はテレビ、家電、スマホを含む、いわゆる「DX部門」を統括することになる。
また、モバイル部門の研究開発責任者で元クアルコム幹部の崔元淳氏を同部門に新設した最高執行責任者(COO)に任命した。
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