7月8日に福島県で新たに感染が確認されたのは、南相馬市で7人・会津若松市と郡山市でそれぞれ4人など合わせて20人。
このうち4人は、南相馬市の接待を伴う飲食店の利用客でクラスターは17人に拡大。
また、クラスターが発生した会津若松市の接待を伴う飲食店でも、利用客2人と従業員1人の感染が新たに確認され、関連の感染者は11人となった。

医療機関に入院している人は157人で、病床の使用率は31.7%と【ステージ3】の水準が続いている。

福島県保健福祉部・三浦爾次長:「病床使用率が下げ止まりから増加傾向に出ているということ。南相馬に関してはすでに他地域への広域調整も必要になってくるところで」

一方、20人のうち1人は一度回復した後に再び感染する「再陽性」の患者で、福島県内での確認は初めて。

(2019年7月9日 17:00追記)
7月9日、郡山市が新たなクラスターが発生したことを発表。クラスターが確認されたのは郡山市の事業所で、7月4日に20代の男性2人・6日に40代男性・8日に70代女性・9日に郡山市外に住む50代女性の感染が確認された。これで事業所関連の感染者は5人となり郡山市がクラスターに認定した。

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