10万円の商品券配布問題が石破政権を揺るがすなか、朝日新聞は岸田文雄前総理大臣の在任中、複数の自民党議員が10万円分の商品券を受け取っていたと報じました。
■商品券配布、党内で慣習化?
商品券配布問題に、野党の追及がやみません。
石破茂総理大臣
「商品券の配布について…」
やじ
「ひと晩で150万!」
石破総理
「法的には問題がないと認識」
新人議員15人に1人あたり10万円の商品券でひと晩150万円。きついヤジが飛びました。連立を組む公明党からもこのような声が上がりました。
公明党 西田実仁幹事長
「長期政権のおごり、ゆるみ。誠に遺憾である」
しかし、石破総理に近い議員からは後に撤回しましたが、商品券の配布は「歴代総理の慣例だった」「石破総理だけの問題ではない」と擁護する声が出ていました。
では、岸田前総理の在任中はどうだったのでしょうか。
自民党関係者(朝日新聞19日付)
「1枚1000円の商品券が100枚入っていた」
朝日新聞の取材によると、総理官邸で開かれた懇談会の際、岸田氏側から10万円分の商品券を受け取っていたと複数の自民党関係者が認めたといいます。同じ懇談会に出席した他の議員に受領を確認して、最終的に受け取ったと証言しています。
岸田事務所は文書で回答し、商品券配布については明言を避けたということです。
岸田事務所(朝日新聞19日付)
「いずれも法令に従い適正に行っているところであり、それ以上のことについてのコメントは差し控えます」
商品券の配布が党内で慣習化していた可能性が出てきました。
■政倫審出席「総理からの申し出は行わない」
石破総理の問題について公明党は「長期政権のおごり」と強い言葉で批判する一方、野党が求める石破総理の政倫審への出席には消極的です。
西田幹事長
「政倫審に出る出ないは本人の意思。(党として)何かを決めたわけではありません」
政倫審は疑惑を受けた本人の申し出によるか、委員の議決によって開催されます。去年「政治とカネ」の問題で岸田前総理本人の申し出によって開かれたほか、2004年に自民党の橋本龍太郎元総理も1億円の「ヤミ献金事件」にからみ本人の申し出で出席しました。
民主党 鳩山由紀夫代表(当時)
「国民の皆様に率直におわびしたい」
40年の歴史を持つ政倫審で、唯一議決によって出席を要請されたのが2009年の鳩山氏です。当時、民主党の代表を務めていた鳩山氏は「偽装献金問題」を巡り政倫審の議決で出席を要請されましたが、強制力がないため拒否しています。
立憲民主は18日に改めて石破総理の政倫審への出席を求めました。
立憲民主党 小川淳也幹事長
「『政治活動ではない』という強弁、『違法性はない』という強弁が、通るのかと感じている。政治倫理審査会には一刻も早く出席してもらい、弁明を求めるべきだと思う」
しかし、自民党からは「石破総理本人から申し出は行わない」との回答があったといいます。
立憲民主党 笠浩史国対委員長
「おそらくその理由は、不当な疑惑を受けた議員からの申し出には当たらないのではないか、ということだろう」
(「グッド!モーニング」2025年3月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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