英Nothingは、スマートフォンの新機種「Nothing Phone (3a)」を発表した。あわせて「Nothing Phone (3a) Pro」も登場している。

「Nothing Phone (3a)」(左)と「Nothing Phone (3a) Pro」(右)Nothing Phone (3a)

 Nothing Phone (3a)は、日本の図像や遊び心、60年代~70年代の工業デザインなどを織り合わせ、清潔感のあるフラットなデザインに仕上げられた。その外観は、すでにSNSなどを通じて予告されていたが、今回、正式にスペックを含めて発表となった。

カメラ

 50MP(5000万画素)のメインカメラは1/1.57型センサーで、PDオートフォーカス、光学手ブレ補正をサポート。

 1/2.75型の50MP望遠カメラも用意され、5枚のレンズを重ねた構造を採用。2倍の光学ズーム、4倍センサーズーム、30倍ウルトラズームで撮影できる。

 また、8MPの超広角カメラ(1/4型センサー)、32MPのインカメラ(1/3.44型センサー)も用意されている。

 画像処理エンジン「TrueLens Engine 3」を備え、撮影した写真にAI処理などを施す。ウルトラXDRでは、RAWで8枚の写真を記録して合成、ダイナミックな写真を残せる。

Essential KeyとEssential Space

 側面に用意されたボタン「Essential Key」を一度押すとスクリーンショットを撮り、長押しすると録音できる。アイデアやひらめきをすぐ記録するといった用途での利用が想定されている。

 記録したデータを自動的に分類、整理してカタログのようにしてくれる「Essential Space」という機能もある。「Essential Space」に今後追加される機能として、録音データから話者を識別して書き起こせるようになる。

主な仕様

 チップセット(SoC)は、Snapdragon 7s Gen3 5Gを採用。最大2.5GHz駆動の8コアCPUを備える。最大20GBまで利用できるようにするRAMブースター機能も利用可能。

 メモリー(RAM)が8GBで、ストレージ(ROM)が128GB(329ポンド、約6.2万円)と、メモリーが12GBでストレージが256GB(370ポンド、約7.1万円)という2種類をラインアップ。

 4500平方mmのベイパーチャンバー機構を内蔵し、端末の温度を最大25%低減する。

 バッテリー容量は5000mAh。50W対応の充電器が用意され、20分以内の充電で、1日使えるバッテリー残量まで回復できる。防水防塵(IP64)もサポート。

 Nothing独特の背面デザイン「グリフインターフェイス」を継承しており、たとえば音楽再生中にリアルタイムで光ったり、リマインダーやアプリ・連絡先からの通知があればタップするまで点灯し続ける。

 6.77インチ、FHD+、フレキシブルAMOLEDディスプレイは、ピーク輝度が3000ニト、リフレッシュレートが120Hz、タッチサンプリングレートが1000Hz。画面上に指紋センサーが配置されている。

 Bluetooth 5.4、Wi-Fi 6、顔認証にも対応。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ブルー。大きさは163.52×77.5×8.35mm、重さは201g。

Nothing Phone (3a) Pro

 「Nothing Phone (3a) Pro」は、チップセット、バッテリー容量、ディスプレイ、主なスペックが「Nothing Phone (3a)」と同じ。

 異なるのは、望遠カメラ、メインカメラ、フロントカメラと、カメラのレイアウト。

 メインカメラは50MPとスペック上は同じだが、センサーサイズが1/1.56であり、「Nothing Phone (3a)」の1/1.57とわずかに異なる。またデュアルピクセルPDオートフォーカスをサポートし、よりスピーディにピントが合う。

 望遠カメラはペリスコープ構造となり、サイズは1/1.95型というソニー製センサー「LYTIA 600」を採用。3倍光学ズーム、6倍ロスレスズーム、60倍ウルトラズームとなる。

 インカメラは50MP、1/2.76型センサーを採用する。

 カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ブルー。大きさは163.52×77.5×8.39mm、重さは211g。

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