ASUSはROG Phone 9 FEをタイで発売しました。ROG Phoneとしては初のファンエディションとなります。タイでの価格は2万9900バーツ(約13万5000円)。
本機種はROG Phone 9シリーズを冠していますが、スペック面で日本でも販売されたROG Phone 8 Proとほとんどの点で同じです。ただ、ROG Phone 8 Proの定価が日本価格で17万9800円だったのを鑑みると、かなり手を取りやすい価格に設定されているなという印象です。
ROG Phone 9 FEの特徴としては、なんと言ってもフレームレートが最大185Hzであること。ファンエディションとはいえ、そこをスペックダウンせずに搭載してきたところにROGブランドとしての意地が垣間見えます。

ROG Phone 8 Proと大きく異なる点は、初期OSがAndroid 14から15となっている点、ROMが512GBから256GBになっている点、RAM 24GBモデルが無くなっている点です。
RAM 16GBモデルしかないとはいえ、ROG Phone 8 Proでも原神が最高画質で60fps出るスペックだったので、本機もほとんどのゲームが十分快適に遊べるスペックだと言えます。
とはいえ、原神に代表される昨今のオープンワールドゲームは、大容量が普通(原神は30GB程度)なため、高負荷ゲームをいくつも入れて楽しみたいという方には256GB ROMは少々心もとないかもしれません。
タイでは、東南アジア最大級のゲームイベントである「Thailand Game Show」が開催され、そこでは数多くの有名スマホゲームも出展しています。こうしたタイのゲーム熱の高まりを受け、比較的手に取りやすいゲーミングスマホを投入したものと見られます。
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ROG Phone 9 FE
カラー
ブラック
寸法
163.8×76.8×8.9 mm、225g
ディスプレイ
6.78 inch FHD+ (2400×1080 pixels) SAMSUNG Flexible AMOLED
イヤホンジャック
◯
防水
IP68
OS
Android 15 with ROG UI
CPU
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
GPU
Adreno 750
メモリ
ROM 256GB / RAM 16GB
フレームレート
最大185Hz
輝度
最大2500nits
カメラ
50MP, f/1.9, 24mm(wide), 1/1.56″, 1.0µm, PDAF, gimbal OIS
13 MP, f/2.2, 13mm, 120˚ (ultrawide)
5 MP, f/2.4, (macro)
Bluetooth
Bluetooth 5.4
コーデック
A2DP, LE, aptX HD, aptX Adaptive, aptX Lossless
バッテリー
5500mAh、65W高速充電、15W無線充電

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