再びデフレに戻らないと言える状況にない、総合的判断必要=加藤財務相

 加藤勝信財務相は6日の衆院予算委員会で、「基本的には現状、物価が上がっているという意味ではインフレ」との認識を示した上で「今後の可能性を含め、デフレに再び戻らないと言い得る状況にはなってない」との見方を示した。都内で2024年10月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] – 加藤勝信財務相は6日の衆院予算委員会で、「基本的には現状、物価が上がっているという意味ではインフレ」との認識を示した上で「今後の可能性を含め、デフレに再び戻らないと言い得る状況にはなってない」との見方を示した。津村啓介委員(立憲)への答弁。

政府はデフレに戻る可能性があるかについて、4つの指標を含めて総合的判断することになっていると説明した。

津村委員は、4日の予算委員会で日銀の植田和男総裁が現在はインフレの状態と発言した一方、石破茂首相と赤沢亮正経済財政相相がインフレとは明言しなかった背景について説明を求めた。

ただ、赤沢氏は5日の衆院予算委で「経済学的に申し上げれば足元の消費者物価が上昇しているという点でインフレの状態と(植田総裁が)おっしゃるのはその通り」とし、植田総裁の認識と「特に齟齬(そご)はない」と語っていた。

加藤財務相は、この答弁で政府の見解が「整理された」と指摘した。

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