2月5日、トヨタ自動車は中国の上海市に電気自動車(EV)とEV用電池の開発・生産会社を単独で設立すると発表した。写真はトヨタのロゴ。ニューデリーで1月撮影(2025年 ロイター/Priyanshu Singh)
[東京 5日 ロイター] – トヨタ自動車(7203.T), opens new tabは5日、中国の上海市に電気自動車(EV)とEV用電池の工場を新設すると発表した。高級車レクサスブランドのEVを開発し、2027年以降に生産を開始する。
資本金は1071億円。これまで中国では現地メーカーと合弁で工場を運営してきたが、今回はトヨタが単独で出資する。世界最大の自動車市場の中国では現地のEVメーカーが台頭し、ガソリン車が主力の日本勢は販売が低迷。トヨタは新会社の設立で現地のニーズに合った商品を投入する。
当面の生産能力は年10万台程度。立ち上げ時に1000人程度を新規に雇用する。
トヨタはこの日、米ノースカロライナ州に新設した電池工場が4月から出荷を開始することも発表した。投資額は約140億ドル。ハイリッド車用、プラグインハイブリッド車用、EV用の電池を生産する。
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