山梨県で100年以上続く珍しい出初式 寒風の中放水を浴びる地元消防団の思いとは(2025年1月5日)

 山梨市では地元の消防団員が放水を浴び続ける伝統の出初め式が行われました。

 「水の洗礼」と呼ばれるこの出初式は、水害が多かったこの地域で水への恐怖心を無くそうと100年以上前から続く新年の伝統行事です。

 地元の消防団員3人が高さ20メートルほどの「火の見やぐら」に上り、「わっしょい、わっしょい」と声を掛けながら地上から放たれる水を浴び続けました。

 地域の人に見守られながら20分ほど冷たい水を浴び続けた団員たちは、火の見やぐらから降りてくると震えた体で抱き合いながらお互いの健闘をたたえ合っていました。

地元消防団員
「(Q.今、一番やりたいことは?)あったかいお風呂につかりたいです」
「(Q.どんな一年になってほしい?)地区内から火災とか災害とかが起きなければ一番かなと思います」

 この消防団では、5日に培った団結力で今以上に地域の防災活動に力を入れたいと、決意を新たにしました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

6 Comments

  1. 確かに意味が分からない部分もあるかもだけど、ある部分では意味があったりする。全てが100対0では語れないけど今の時代にはマッチしないだろうな?まず自分にメリットない事はやらない奴らばかりだし何これって言いそう。

    冬場でも現場でドボドボになりながら放水活動があるから洗礼的な意味も含めて慣れさせているのかも知れないが、理解はされにくい出初式ではありそう。