県内では7月1日未明から大雨が予想されています。気象台は「線状降水帯発生情報」が発表される可能性にも言及し、災害への警戒を呼びかけています。

 <静岡地方気象台 則竹俊樹予報官>「今回の雨ですが、去年の7月豪雨で川根本町で700ミリの解析雨量だった。その雨に匹敵するような雨が予想されるので注意・警戒をお願いします」
 静岡地方気象台は2020年の大雨を引き合いに出しながら厳重な警戒を呼びかけました。気象台によりますと日本の南にある梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込むため、1日未明から所により雷を伴って大雨になる見込みです。また、発達した積乱雲が断続的に流れ込み続けるため、気象台は同じ場所に非常に激しい雨が降り続ける「線状降水帯発生情報」を発表する可能性もあると注意を呼び掛けました。2日までに予想される雨量は多いところで500ミリと予想されていて、その後もさらに降水量が増える見込みということです。雨のピークが過ぎた後も梅雨前線は3日にかけて本州付近に停滞すると予想されています。

6月30日 SBSテレビ「ORANGE」放送
#オレンジ6

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