こちらは土砂災害警戒情報の表です。警戒レベルは5段階あります。熱海市伊豆山で7月3日発生した土石流。熱海市は3日朝、警戒レベルは3の高齢者等避難でした。警戒レベル4の避難指示には引き上げていませんでした。警戒レベル3は「高齢者などは避難をしてください」。この警戒レベルの時点で土石流が発生してしまいました。警戒レベル4『避難指示』は「危険な場所から全員避難してください」、そして、警戒レベル5が『緊急安全確保』、「命の危険がある。直ちに安全確保してください」です。土砂災害発生直後に熱海市は警戒レベルを3から5に引き上げました。熱海市斉藤市長はこの判断をどう振り返ったんでしょうか。
<熱海市 斉藤栄市長(3日夜)>「2日の段階で時間雨量は約1ミリが続いていた。その後、回復に向かうという数字を踏まえて総合的に判断した。避難指示の基準は持っていません。具体的に数値として重視したのは、今後の雨量の予測と地中の水分含有量、その2つを重視して決めた。(数値が)いくつ以上だから必ず出す、といった基準があるわけではない」
こう話した熱海市の斉藤栄市長ですが「結果として(事前に)引き上げておけば良かったという考えが全くないわけではない」とコメントしています。今回の熱海市の判断はどう見ますか?
<静岡大学(地質学) 北村晃寿教授>「なかなか難しい判断でしたが、これを教訓にしてもう一度見直して、特にそれぞれの地域ごとに地質が違うので、それを踏まえると一般的に決められた数値ではうまくいかないこともある。ボーリング調査などをして新たな基準作りをすると良い」
7月4日 SBSテレビ「報道特別番組 続報 熱海で土石流」

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