ウクライナ、ロシア南部の港をミサイル攻撃 石油基地に無人機

政府関係者やメディアの報道によると、ウクライナ軍は、アゾフ海に面したロシア南部の港をミサイルで攻撃したほか、ドローン(無人機)でロシア西部ブリャンスク州を攻撃し石油貯蔵所で火災を引き起こした。炎上する同州の石油施設、ソーシャルメディアより入手。(2024年 ロイター)

[モスクワ 11日 ロイター] – 政府関係者やメディアの報道によると、ウクライナ軍は、アゾフ海に面したロシア南部の港をミサイルで攻撃したほか、ドローン(無人機)でロシア西部ブリャンスク州を攻撃し石油貯蔵所で火災を引き起こした。

被害状況や使用された兵器の具体的な種類は不明。

ロシア国防省は、ブリャンスク州上空で防空部隊が14機のウクライナ軍の無人機を破壊したと発表した。何が攻撃されたかは明らかにしなかった。

ブリャンスク州のボゴマズ知事はテレグラムに、生産施設が火災に見舞われたと投稿した。ウクライナ軍は、ブリャンスク州への攻撃で、石油備蓄基地で「大規模な火災」を引き起こしたと発表している。

西シベリアとカスピ海の油田から欧州の市場へ石油を送るドルジバ・パイプラインや、バルト海に向かうバルト・パイプライン・システム(BPS)は、ブリャンスク州を通る。ロイターは、石油インフラが打撃を受けたかどうか確認することはできなかった。

ロストフ州のスリュサル知事代行は、タガンログ港では工業施設と多数の自動車が被害を受けたと発表。現時点での情報によると、負傷者はいないとしている。

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