【11月8日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:19 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:50 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
3:02 台湾がウクライナに兵器供与 ホーク防空システム
4:00 「ロシア契約兵=金で買える挽き肉」発言でスキャンダル
5:27 ロシア政府公式「物々交換マニュアル」で制裁回避
6:29 各地域の戦況
6:59 ロシア領クルスク方面 ハルキウ方面の戦況
8:18 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 テルニー トレツクの戦況
10:31 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
13:50 後方地域の爆発炎上事件
14:19 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
15:06 トランプ大統領でクレムリンが戦々恐々 一時的激化も

●最近の過去の動画は再生リスト

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マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。

■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
—-
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします。

YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます。。

1番目
アメリカ防衛企業レイセオンの台湾の代表だったフー氏は、台湾のホーク防空システムが秘密裏にウクライナに提供されたと語りました。

台湾の防衛情報サイトによると、台湾には900基のホーク防空システムがあり、これを国産のスカイボウ3に置き換えるために段階的に退役させることになりました。

退役後、当初廃棄するとの話でしたが、フー氏はどの国が関係しているかは話しませんでしたが、記事からは、NATOに加盟する東欧諸国経由でウクライナに提供された可能性があります。

数両や時期は不明ですが、台湾では以前100基程度が提供されるとの憶測があったとのことです。ホーク防空システムはパトリオットのレーダーと接続することができ、記事では初弾の撃墜率は85%であるとのことです。。。

2番目
ロシア下院のボロダイ議員は、「ロシア人の契約兵は、消耗品かその予備であるとモスクワは考えている」と述べ、「戦場で挽くための肉である」と語った録音テープが公開され、スキャンダルとなっています。

陸軍将校で前線の指揮官でもあるボロダイ議員についてタイムズは、「我々の軍隊はロシアにとって不必要な人間を肉奉公に送り出している」と自慢し、「我々背広を着ている人間からすると、契約兵は社会的価値はなく、生産的な人物ではありません。契約兵は肉と同じようにお金で買われ、時間稼ぎに使われている」と考えを述べたとのことです。

同氏は録音が本物であると認め、発言は契約兵部隊の指揮官として「厳しいことだが真実だ」と述べ、続けて、

「戦争は計画通りに進まず、人々は戦争と関係ないフリをして内心うんざりしている。ロシアには戦争を継続するためのイデオロギーもなく、リソースも不足している。前線に砲弾は足りず、その数も言えるが、周りが怖がって言わせてくれない」とも述べました。

また戦争後について「クレムリンも何が起こるかわかっていないだろう」と分析し、ロシアが何の目的もなく戦争を継続していることを認めました。。。

3番目
ロシアでは制裁により銀行を通じた貿易決済ができなくなり、政府は物々交換マニュアルを策定して輸入を促進することになりました。

ロシア政府が作った「外国貿易物々交換取引ナビ」によると、物々交換のメリットや成功する物々交換の方法、交換する量の計算の方法が書いてあります。

それによると、農産物は同じ重量で交換すると記され、1万五千トンのひよこ豆は同じ1万五千トンのミカンと、1万トンのレンズ豆は1万トンのジャガイモと交換すると書いてあります。

また、中国の家電製品は亜麻仁油で交換した成功事例も載っているとのことです。

ウラル関税局のフロロフ局長は、「物々交換は為替リスク、銀行の遅延や取引拒否など決済リスクを排除でき、メリットが多い」と手放しで喜んでいます。。。

■それでは、各地域の戦況です。
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします。
その変化は大画面でフルスクリーン表示にしていただくと、日付とともに追いかけることができます。。

説明にあたり、海外で起きた出来事を参考に、ルジアンやRuzzian軍などYouTube用に最適化した表現で、日本語でのみお送りしていますのでご了承ください。。。

●北東部 クルスク方面、ハルキウ方面

8月にウクライナ軍が侵攻したクルスク、
5月にRuzzian軍が侵攻したハルキウ方面の戦況についてお伝えします。。。

○クルスク方面

作戦に影響を与えるクルスクの天気は、くもり
最低気温4度、最高気温7度
今日の天気予報は、くもりとなっています。。

この方面で戦況図に変化のある情報はありませんが、ゼレンスキー大統領はEU首脳会議後の記者会見で、「クルスクで戦っている北朝鮮軍にすでに損失が発生している」と述べ、「これに大声で反応した国もあれば、静かに反応した国もあれば、反応しなかった国もある」と語りました。

ニューヨークタイムズも同様に北朝鮮軍がRuzzian軍の第810海兵旅団とともに行動し、相当数の損害が発生したと伝えています。。。。

○ハルキウ方面
この方面でルジアンは6回攻撃を行ないましたが、ウクライナ軍が撃退し、戦況図に変更はありません。。。。

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面

クピャンスクからチャシフヤール方面の戦況についてお伝えします。。

この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で12回、
スバトベ・クレミンナ線で10回、
シベルスク周辺は4回、
チャシフヤール方面で2回、
トレツクの方向では4回攻撃をおこないました。。。

チャシフヤール方面と後ほどお伝えするクラホフ方面では、Ruzzian軍の少将が地獄に召されたとの情報があり、
またウクライナ兵の捕虜を銃○することで有名なネオナチ集団ルシッチのアレクセイミルチャコフが地獄に召されたとの情報があります。。。

○シベルスク周辺
この方面では、Ruzzian軍の機械化攻撃が続いていますが戦況図に影響のある情報はありませんでした。。

一方この方面に配属されているRuzzian軍の第67自動車化ライフル旅団の戦闘員は、ベロウソフ国防大臣あてにビデオメッセージを送り、「装備もなく、航空支援の要請はすべて無視されているが、突撃命令だけはおこなわれ、我々の部隊は(本来2000人いるところ)30人しか残っておらず、そのうちの半数は負傷者か病気である。
我々は戦闘に出発する準備はしているが、砲兵支援と航空支援がある場合に限る」と条件をつけました。

またこの付近では軍事ブロガーも「ビロホリフカ付近でRuzzian軍の指揮官が砲兵支援なしで一斉突撃を命令し、兵士、戦車、歩兵戦闘車のすべてに甚大な損失が発生した。しかし指揮官は自分の昇進のためにデタラメの地図と美しい報告書を作成し、上層部に送り続けている」と批判しています。。

それ以外には天候が悪く、Ruzzian軍の地上戦そのものが低調で、戦況に変化はありませんでした。。。。

●南東部 ドネツク州

ポクロフスク、クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします。。

この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で39回、
クラホフ方面では93回、
ブレミフカ方面で6回攻撃をおこないました。。

Ruzzian軍は特にクラホフに向けて戦力を集中させ、全軍の戦力を歩兵に転換し、戦力を消耗させながら占領地の拡大を図っています。。。

○ポクロフスク方面

1番目
西側正面のノヴォオレクシイフカでは、昨日の動画で集落の南の郊外でルジアンが攻撃を行ない、ウクライナ軍により撃退されたことをお伝えしましたが、その後もルジアンは攻撃を繰り返し、この集落を占領しました。

ご覧いただいているのはルジアン側の映像で、地図の場所にある石の像の前に旗を掲げて占領を主張しているところとなっています。

また、ウクライナ軍が集落の北西にドローンで攻撃を行なっていることから、この集落は係争地からルジアンの占領地として戦況図を更新しました。。

面積は12平方キロほどになります。。

2番目
南側正面のイリンカでは、位置情報付きの映像によると地図の場所でウクライナ軍の戦車がルジアンを掃討しているところがあり、この場所が係争地であることが確認できます。

ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、地図の場所の様子となっています。ちなみにこちらでは建物が壊れるところはお見せできないことになっています。

係争地内の出来事ですので、戦況図に変更はありません。。

それ以外の攻撃はウクライナ軍が撃退していて、ルジアンに成果はありませんでした。。。。

○クラホフ・ブレミフカ方面

この方面ではルジアン軍の攻勢が強まっています。クラホフでは間もなく市街戦が始まる可能性があり、また南で前線を押し上げています。。

1番目
エリザヴェティフカの南では、位置情報付きの映像によると、ルジアンが郊外で集落までの間合いを詰めています。

ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、地図の場所に前進して、境界森林で歩兵が展開する様子となっています。

戦況図ではこの場所までRuzzian軍が前進したとして戦況図を更新しました。

面積は1.5平方キロほどになります。。

2番目
また未確認の情報ですが、Ruzzian軍はマクシミフカからヤスナポリャーナにかけて郊外を前進しているとの情報があり、その範囲を係争地の拡大として戦況図を更新しました。

この付近にはウクライナ軍の防衛線があり、この場所で止まるかどうかがポイントとなります。。。。

●後方地域
爆発ではありませんが、Ruzzianの石油会社は製油所の修理ができず、10月の修理完了を目指していた3つの製油所の稼働をすべて断念したと伝えています。

これらの製油所は国内トップ10に入る精製能力を持つとのことです。

その理由は制裁により部品が揃わないためで、中国に支援を求めている模様です。。。

23 Comments

  1. 東部地域って元々ウクライナ人を追い払った上にロシア系の人を入植させた過去があってロシア寄りになってるって聞いたけど本当ですか

  2. 日本の緊縮財政派の財務省官僚が存分に力を発揮できそう。使えなかったら前線の2等兵にしてよいから、タダで良いので貰って欲しいものだ。

  3. これでトランプが長距離ミサイルの使用を許可してウクライナにミサイルを売りまくったら笑うんだが

  4. いつも情報ありがとうございます。
    公平公正な情報提供のため、昨日のキーウへの大規模ドローン攻撃についても配信していただきたいです。
    ミサイルやロケット弾よりイラン製ドローンが有効性がロシア側に露呈してしまったため、
    支援不足ですでに穴の開いているキーウの防空網が今後安価で突破される可能性が高まりました。
    ウクライナにとってはネガティブな情報ですが本チャンネルではそういった情報も提供いただけることを期待しております。

  5. ロシアの占領地域とカリーニングラード、沿ドニエストルを交換(住民含め)して手打ちにしたらいい。

  6. もう少しで追い込めるのに、ここでトランプか。他人の努力をぶち壊しにしてかっさらう不動産屋らしい働きっぷり。
    民主主義はSNSで愚民政治と化したな。

  7. 中国の油や食品は、そりゃもう体に良いのでしっかりロシアで流通してほしい。物々交換で!😁

  8. 通常物の価値は需要と供給のバランスで決まる 物物交換でこういう面を反映できるのか❓

  9. 情報の選択がいいですね。Youtube の他のチャンネルでは聞けない情報があります。このチャンネルのそういうところを評価しています。

  10. もうじき1000日になるんですね。
    🇺🇦の希望どおりになった上で1000日戦争として終わることを祈ります。✨

  11. 支配欲や思い上がりの強い?ロッシーは、物々交換の原始時代がやはりお似合いのようで、おさまるところにおさまりそうですね😁

  12. 私は一時的にはウクライナ軍が勝つと思っているなあ。トランプ大統領は勝手なことを言っているが最後はなぁ
    私は北朝鮮を潰すにはやっぱり韓国政府をなあ。北朝鮮が潰れるのは韓国せいふも望んでいるからなあ。
    ロシアと韓国どうめいなら、ウクライナと韓国同盟をなあ。

  13. ボロダイ議員は冷静に理解してるが、さすがに「プーチンの理想の為に皆が大迷惑」とまでは言えないか?

  14. そもそもプーチンってまだ生きてるんかな?もう影武者しか居なかったらとか考えちゃう

  15. もう少しってところでトランプだよ😅 どうなるんだ?
    ところで北朝鮮兵士は何故自軍の武器を持って行かないのだろう?

  16. トランプは戦争を終わらせると言いながら、最強の武器をロシアに送りこみ降参させるように仕向けていると思う。コロコロと変わるけど、結局は国益のためで敗戦後のロシアの資源を狙ってそう。