梅雨前線の影響で、県内には雨が降り続いていて、山間部では降水量が500ミリを超えたところがあり、土砂崩れも起きています。川根本町では、土砂崩れの現場で復旧作業をしていた男性が、転がってきた木にぶつかり死亡しました。

(視聴者提供映像:土砂崩れの瞬間)
 これは7月7日朝7時頃、浜松市浜北区堀谷で撮影された土砂崩れの瞬間です。
<撮影した森努さん>「最初パラパラと小石が落ちてきた。中から泥水がガーッと流れてきた。モルタルで施工した所は、まさか崩れるという感覚は今まで持っていなかった。そこが崩れたのはびっくりした」
 県内には、あいついで活発な雨雲がかかっていて、降り始めからの降水量は、川根本町で514ミリ、浜松市春野で468ミリなどで、山間部を中心に地盤が緩んでいるところでは土砂災害の恐れがあります。
 7月6日夕方、川根本町上長尾の土砂崩れが起きた現場で、倒木の除去作業をしていた男性が木にあたり死亡しました。亡くなったのは、中部電力パワーグリッドの作業員(54)で、停電の復旧作業中に倒れた木が転がり、男性にぶつかったということで、警察が事故原因を調べています。

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