滋賀・びわ湖で開催される「びわ湖大花火大会」。実行委員会は『チケットをお持ちでない方は来場をご遠慮ください』と呼びかけ、有料エリア以外からは見られないように柵を設けるなどしますが、この対策について様々な声が上がっています。

 夜空を彩る大輪の花火。関西各地から毎年35万人が訪れる夏の風物詩「びわ湖大花火大会」は、今年4年ぶりの開催で、8月8日に1万発の花火が打ち上がる予定です。

 しかし、大会を前にある異変が。

 (記者リポート 8月4日)
 「こちら、びわ湖大花火大会の会場付近なんですが、視界が遮られるほどの高さのフェンスの骨組みが作られています」

 これは実行委員会が有料エリア以外から見えなくするために設置した目隠しフェンスの骨組みです。今年は警備計画を立てやすくするため、有料観覧席を前回より1万席多い5万席用意していて、それ以外の場所で滞留したり立ち見をしたりするのを防ぐために、高さ4mの目隠しを設置するのです。

 これについて地元住民に話を聞きました。

 (地元住民)
 「フェンス!えっそうなんですか?」
 「地元の人とか見られなくなっちゃうじゃないですか。柵はやりすぎじゃないかなと思います」
 「年に一度のことだから自由に見に来られたほうが」

 “誰のための花火大会か”。地元住民らは今年7月に「高い壁で花火が見えなくなる」「当日の混雑などで安心安全な住環境が脅かされるだけ」などと、花火大会の開催に反対する決議文を提出しました。

 (地元の自治連合会 青木正博会長)
 「地域住民の声とか地域住民を大切にしてほしい。花火大会を楽しみたいけど、やり方や方法はもっと研究してほしい」

 なぜフェンスが設置されたのか。実行委員会は次のように話します。

 (びわ湖大花火大会実行委員会 濱田康之さん)
 「花火が見えると皆さん立ち止まったり座り込んだりして滞留が起こりますので、そうするとやっぱり雑踏事故が起こる危険性が増す。キャパシティに限りがありますので、そこを超える部分の混雑をなるべく防いで、事故を防ぎたいというふうに考えています」

 雑踏事故などを防ぐための苦渋の策だと説明しました。さらに今回、実行委員会は花火大会としては異例の呼びかけもしています。

 【JR大阪駅に掲出された告知】
 「びわ湖大花火大会 実行委員会からのお願い 花火大会当日は大混雑が見込まれます。大変申し訳ございませんが有料観覧席のチケットをお持ちでない方は、来場をご遠慮ください」

 特に滋賀県外からの人に強く呼びかけるため、JRの大阪駅・京都駅・三ノ宮駅などでかつてないお願いを展開しているのです。

 (街の人)
 「いろんな県から来てくれるようなイベントなのに、そういうものを貼ったらちょっともったいないなという気はします」
 「周りの方だけで楽しんでもらったら良いと思うし、僕は全然悪いとは思わないですね」

 花火大会は8月8日。どんな夜になるのでしょうか。

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