アイリッド(国際廃炉研究開発機構)と東京電力は、福島第一原発2号機の内部調査で使用するロボットアームを公開しました。

 ロボットアームはアイリッドと三菱重工業などが開発しているもので、長さ約22メートル、重さは約4.6トンあります。

 2号機の格納容器に元々開けてある穴から内部に入れて、格納容器の底に溶け落ちた核燃料、いわゆる「燃料デブリ」を1グラム程度、試験的に取り出すことを目的としています。

 本来は2021年のうちに取り出し始めることを目指していましたが、不具合などで2度延期しています。

 アイリッドは今年9月以降の投入を目指していますが、今度こそ実施できるかどうか、明言は避けました。

 また、全額税金で開発されていますが、総事業費は「公表できない」などとしています。

 デブリの総量は1号機から3号機までで880トンあるとされ、仮に政府が公約する2051年までに廃炉を実現するとなると、1日あたり86キロ以上取り出さなければならない計算になりますが、大量取り出しのめどは全く立っていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

20 Comments

  1. 原爆ガ、落ちたとき、悪化蔦んだよ。裏の、川まで吹きと場、去れた他と、婆さん、行ってたよ。長崎市、本河内町。

  2. 取り出した後はどうするの?
    汚染土みたいに日本全土で分かち合えば問題ないって感じですかね…
    とりあえずここの電力が一番必要な東京にまんべんなく蒔いてから次の候補地を頼みますわ

  3. いくらかかってもこれに関しては構わん。国内の問題だし解決しないことには未来へは続かない
    ただ言えるとしたら中抜きはダメだ

  4. やらかして2万5000年の荒野にならなければ良いんだが

  5. カーン・ナオトゥ「いいかいオモニ、僕はものすごく原子力に詳しいんだ」

  6. ウクライナのチェルノブイリのように石棺で覆ってしまうのが費用面、技術面、時間面を考えて現実的だし安全だよ
    1世紀かかっても終わりそうにない計画で費用は天文学的になるだろう。そして取り出された多量の超高レベルの放射性廃棄物の処分方法がない。原子炉の廃棄先すら決まってないのだからな。
    そして1世紀以上かかる期間、露天にさらされた状態で想定外の天災や事故が一度も起きず放射性物質が拡散しないはずがない。

  7. 今後、原発建設するべきじゃないのがよくわかる。戦争なったら真っ先に狙われるのが原子力発電所だし、事故が起これば再起不能、リスク高すぎ。
    総事業費全て税金で賄うのに国民に公開できない理由を教えてくれよ。