ゴルフの 「全米女子オープン」で笹生優花選手が快挙です。畑岡奈紗選手とのプレーオフの末、メジャー初優勝を果たしました。

 トップとは1打差の2位でスタートした笹生優花選手。出だし2番3番での連続ダブルボギーなどで、一時は首位と6打差まで後退してしまいます。

 一方、畑岡奈紗選手は首位と6打差から猛チャージ。この日だけで6バーディーをマークし首位に並びます。前半苦しんだ笹生選手も16番17番で連続バーディー。こちらも首位に並び、なんと日本人同士でのプレーオフとなります。

 迎えた3ホール目、笹生選手がバーディーを奪い、メジャー初優勝。日本人女子では樋口久子さん、渋野日向子選手に次いで3人目、19歳351日でのこの大会制覇は史上最年少の快挙となりました。

 日本人の父とフィリピン人の母を持ち両方の国籍を持つ笹生選手。東京オリンピックにはフィリピン代表として出場する予定です。

 笹生選手は「とにかく家族に最初にありがとうと言いたい。彼らがいなければ私はここにいなかった。日本とフィリピンのファンや友達にもありがとうと言いたい」と涙を流しながら喜びを語りました。(07日11:17)

WACOCA: People, Life, Style.