12月25日の県内は大雪のピークは過ぎましたが、冬型の気圧配置が続き、雨や雪が降りました。
午後4時現在の積雪は魚沼市守門で120センチ、関川村下関で70センチ、津南町で43センチとなっています。
26日午前6時までに降る雪の量は、多いところで、中越の山沿いで35センチ、上越の山沿いで30センチと予想されています。
25日は風が強く吹き、最大瞬間風速は上越市大潟で22メートル、佐渡市弾崎で20.6メートルを観測しています。
新潟地方気象台は、県内で雪を伴う強風・高波・落雷に、上越・中越・下越はなだれに、上越と中越で大雪や電線などへの着雪に注意を呼びかけています。
一方、これまでの大雪の影響で、県内では25日午後5時現在、佐渡市で約1300戸、村上市で約500戸、魚沼市で約200戸など合わせて約2100戸が停電しています。
広い範囲で停電が発生してから1週間がたった佐渡市赤泊地区では24日、住民におにぎりや味噌汁が提供されました。
【炊き出しを受けた女性】
「本当に温かいものが一番です。嬉しいです。」
【炊き出しを受けた男性】
「(停電が)早く解消してほしい」
東北電力ネットワークは、25日中の復旧をめざして作業しているということです。
佐渡市は26日も停電が続いた場合、住民に食料を配布する予定です。
【佐渡市 渡辺竜五市長】
「通常にできるだけ早く戻るように、もう少し時間がかかりそうなので、市民の支えをしてきたい」
また、村上市で24日までに停電が発生した地域については、25日午後8時ごろまでに復旧する見通しです。
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