南海トラフ巨大地震で愛知県や三重県では、最大で高さ20メートル以上の大津波が想定されています。
そして「全国で一番高い津波」が想定されているのが、四国の高知県、黒潮町です。
東海地方の自治体も参考にする「津波対策最先進の町」の取り組みとは?

高知県の西南、カツオの一本釣りの町として知られる黒潮町。
人口およそ1万のこの小さな町に、衝撃的な知らせが入ったのは11年前。

(黒潮町 松本敏郎 町長)
「34.4メートルの津波。最大震度7。高知県には2分で津波が来る」
「信じられない数字だった」

東日本大震災の翌年、内閣府は南海トラフ巨大地震の被害想定で、黒潮町に最大で高さ34.4メートルの津波が押し寄せると発表したのです。
当時、黒潮町役場で情報防災課長を務めていた松本敏郎町長は、10年以上たった今も、そのときの衝撃が忘れられません。

(黒潮町 松本敏郎 町長)
「町の地図を広げて、34.4メートルの津波だったら、かけ上がりがあるかもしれないので、標高40メートル以下の場所を塗りつぶした。 町が消えました」

2023年3月8日放送 CBCテレビ「チャント!」より

24 Comments

  1. 自然様相手の対策は過剰ぐらいでちょっと物足りないぐらいだし
    人間の想像を常に超えていくからそんな必要あるか?ぐらいの過剰対策はいいね

  2. 津波の場合、避難タワーが大事。でも、高さ これで足りるの? 30m越えでしょ? しかも2分で到達って…怖すぎる。地震も津波も来ない事を願わずには いられないですね。

  3. いや…
    実際2分で30mオーバーの津波が来るってことは、揺れも収まらないうちに津波が押し寄せるんだよね。

    高齢者云々の前に、若い人だって津波避難タワーにすら辿り着けるか…

    車で避難といっても、巨大地震の後で道路だってどうなるか…

    津波が来ないエリアに移住するの一択しかない…

  4. 核爆弾でも使って人為的に地震誘発したら良くないか?

  5. 神奈川県だと海沿いの高い建物は津波避難ができる。
    指定を受ける代わりに、税金が安くなるシステム。

  6. 訓練はあくまでも訓練だから皆心の中に余裕があるなら多少気を抜いた状況だと思うが、仮に本当に巨大地震が起きた場合その後巨大津波が来る事を大概の人達は自覚していると思うから皆急ぐと思う。

  7. これ本気で自分の身で守ろうと思ったら移住するしかなくない?無理なもんは無理よ

  8. 東北震災で死んだ人の殆んどが車移動中。渋滞中に、黒い津波に巻き込まれ泥だらけで車中からの溺死体(瓦礫に串刺し)が一番多かったらしい。
    過疎地域の日常クルマ移動が災いした。高知も同じだろう。行政マニュアルなど守らない。

  9. 私の個人的意見ですが
    そもそも、昼の業務時間帯に来ることを想定すること事態がおかしい
    深夜に、激震を想定し最悪は数倍すら想定すべき
    すなわち、避難タワーではない
    救命ボール、救命艇を各家庭、各事業所、各店舗に設置義務化
    避難可能人数以外は、立入禁止措置が先
    さらに、本来ならば、車に救命ボールを積載して移動することを義務付けすべき
    数分で、避難タワー等に到着は不可能
    寝ぼけるな、要するに、税の無駄遣い

  10. 街で取り組むなら、マンションやビルには外階段を設置してもらってはどうですか??(´・ω・`)一軒家同士ではロープを繋げたり、ロープを保管して(流され回避ロープ)、いっぱい出来る事はあるはず。しかしお金がないよね💔💔💔💔💔💔💔

  11. 自家発電の機能のついたエレベーターもつけるか。
    高台行きのリフトも必要かと。
    しかしお金がかかりますね。
    やはり先手で住居を移転するしか、ないのかも。

  12. もう一度大地震を経験したので
    あと50年は大地震が来ないと予想する

    てか来ないであってくれ

  13. 本当に南海トラフ巨大地震は怖いよねー
    日本は災害ばっかだね。

  14. わかってて住み続ける
    仮に被害にあっても仕方ない

  15. 行動に移してるのは素晴らしいですけど、用意周到に準備だけのよう…訓練も高校生だけと限定的で実際経験して欲しい人が参加していない
    到達想定で逃げられなかった。もう少し時間がいるといっても津波は待ってくれない。
    津波避難タワーはあくまで”想定”で作られていて、想定外の津波がきてしまったら犠牲になってしまうのでは?
    東日本大震災の防災センターの教訓が活かされていないように思えますね… 津波対策の抜本的なやり方を変えていかないと何も変わらない…

  16. 高台、高台と海辺との違いを比較評価しあっても、高台の開発が進めば造成地が増え、雨水の吸収が少なくなり雨程度でも水害が発生し弱くなります(都市型水害化)
    また陸地の直下型なら逆に高台の土砂崩れリスクの方が大きい。
    「土砂や津波から比較的影響を受けない標高の高い平野部」という限定的な土地だけで生活、活動となると日本では不可能ですから。

    100%の安全なんて提供出来る訳がないという大前提を踏まえたうえで「少しでも被害を減らす」意識を持った行政の防災、減災の取り組みは評価出来ますね。
    何だかんだケチを付けて結局、行政と住民が何も対策をしない選択肢よりは遥かにいいです。
    お金に色を付けていいので(目的予算化)国にアホみたいに減らした地方交付税を増やす方向に向いて欲しいですね、安全や安心が移住の目的になる人は多いので。

  17. Twitterで子供に高齢者を運ばせるなって炎上してたけど、ここまで災害対策に力を入れているのはすごいな