宿毛市中央は最大クラスの南海トラフ地震が起きた場合、約7.5メートルの津波が想定されています。

町に今年7月、津波避難タワーが完成し、きのう(6日)初めての避難訓練が行われました。

(訓練警報)
「大津波警報、大至急、高台へ避難せよ」

(住民の声)
「よーい、ドン」

地域には避難に支援が必要な人や高齢者が多く、町中にたつタワーに関心が高まっています。

(住民)
「いいよね。近いから、家から」
「スロープもあって小さい子供がいても避難しやすい。万が一の時に安心できる」

この津波避難タワーは津波予測よりも7メートル高く最大260人が収容可能で、水や食料、マットなどの備蓄の他仮設トイレも設置されています。

(沖須賀地区自主防災会 三好琴喜 会長)
「避難できる場所が身近にできたことは非常によかったという声がたくさんあった。きょう実際やった入り口の開け方とかみなさん見てるので、いざという時に活かされると思う」

自主防災会では医薬品の備蓄なども検討し、万が一に備えることにしています。

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