人気記事4団体統一目指す井上尚弥がLA合宿から帰国 殿堂入りローチ氏ジムで「緊張感が違った」

 バンタム級3団体統一チャンピオンで年内の4団体統一戦が期待される井上尚弥(大橋)が18日、合宿先のロサンゼルスから父の真吾トレーナー、弟の拓真らと帰国。羽田空港でメディアの取材に応じた。
 かねて「環境を変えて海外で練習をしてみたい」と話していた井上がその思いをこのタイミングで実現させた。選んだ先は殿堂入りトレーナー、フレディ・ローチ氏がロサンゼルスに構えるワイルドカードジム。ジム内にはここからアメリカンドリームを実現させたマニー・パッキャオ(フィリピン)の写真がたくさん貼られていたという。

 帰国した井上は「向こうの選手、トレーナー、関係者が見ている中でスパーリングできたことは刺激になった。いつものジムでやるのと比べてメンタルトレーニングにもなった」と大きな手応えを感じた様子。これについては拓真も「いつもジムでやっているのとは緊張感が違った」と同じ感想だった。

 井上のもとに集まったパートナーはWBA・S・バンタム級1位のアザト・ホバニシャン(アルメニア)、フェザー級世界ランカーのアダム・ロペス(米)、井上のドネア第1戦前にスパーリング・パートナーとして来日したジャフェスリー・ラミド(米)ら6、7人。滞在中に井上がスパーリングしたのは5日間で、ラウンド数は6、6、8、5、4ラウンドだった。
naoyainoue 武居由樹 アメリカ合宿 LA合宿

3 Comments

  1. 同じトップランク所属の上の階級のトップクラスとの選手達を中心にスパーリングをこなしたのは、とても刺激になっていい経験をさせてもらったと思います。ただ今まで試合もスパーリングを含めて身体能力が高い黒人ボクサーとは対戦出来なかったのは少し残念な気がしますね。出来たら階級上げて、またアメリカに武者修行するなら、同じトップランク所属の距離が長くて、ディフェンス能力が素晴らしくたけている天才シャクールとスパーリングで交えたら、もっと話題性になって違う刺激を受けると思います🥊💦