パーティーで騒ぐ動画流出　フィンランド首相薬物検査「陰性」

パーティーで騒ぐ動画がSNSに流出し、薬物検査をする騒ぎになっていたフィンランドのマリン首相について、首相府は「陰性だった」と発表した。

この問題は、マリン首相が、私的なパーティーで歌ったり踊ったりして騒ぐ動画が17日にSNS上で流出し、別の参加者が違法薬物を示す言葉を叫んでいたことから、薬物疑惑が浮上したもの。

マリン首相は、潔白を示すために自ら薬物検査を受け、首相府は22日、検査結果が「陰性」だったと発表した。

騒動発覚後、ナイトクラブで午前4時まで騒いでいたとして、フィンランドの野党から批判を浴びる一方で、ヨーロッパの政治家からは、「私生活を楽しむ権利もある」と擁護する声も上がっている。

フィンランドでは、女性たちがパーティーで友人らと歌ったり踊ったりする動画を投稿して、マリン首相を支援する動きが広がっている。