金沢を主な舞台とした吉永小百合さん主演の映画「いのちの停車場」が今月２１日から公開されます。金沢市内のホテルでは出演者や監督が記者会見に臨みました。「いのちの停車場」は在宅医療をテーマに終末期の患者の命と家族の葛藤に真摯に向き合う医師らの姿を描いた作品です。東京の救急救命センターで働いていた吉永さん演じる医師が故郷の金沢に戻り、在宅医師として診療を始め、命の在り方に向き合うというストーリーです。金沢市内で開かれた記者会見には出演映画１２２本目にして初めて医師役を演じた吉永小百合さん。訪問看護師役を演じた広瀬すずさんらが出席し、金沢はかけがえのないロケ地だったと話しました。また、監督の成島出さんは、コロナ禍で俳優陣がマスクもフェイスシールドもできない現場での製作は日々戦いで、一丸となって乗り越えたと話しました。「いのちの停車場」は今月２１日から公開されます。
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