本作は、2013年から放送がはじまり、その圧倒的なクオリティかつ、立体機動による躍動感あふれるアクションが世界中で大きな話題となったアニメ『進撃の巨人』の荒木哲郎監督と川村元気プロデューサーがタッグを組み、制作をWIT STUDIOが担った劇場オリジナルアニメ。

 脚本・虚淵玄、キャラクターデザイン原案・小畑健、音楽・澤野弘之、と日本が世界に誇るクリエイターが集結。『進撃の巨人』を手がけたWITSTUDIOが“お家芸”であるアクション表現をとことん突き詰め、圧巻のパルクールアクションで観る者をスクリーンに没入させる。その中でも繊細に描かれるのは、主人公・ヒビキとヒロイン・ウタの美しくも儚いピュアなラブストーリーだ。

 本作の誕生秘話をスタッフ・キャストのインタビュー、メイキング映像を交えて紐解く、〈“Making of バブル”〉が4月13日から劇場公開日に向けて、5 週連続で解禁となる。

 第一弾として、本作のメガホンをとった荒木哲郎監督と『君の名は。』(16年)や『天気の子』(19年)、『竜とそばかすの姫』(21年)といった作品を手がけ、本作の企画・プロデューサーを務める川村元気によるスペシャル対談を収録した【ストーリー編】が解禁となった。

 第1回のテーマである【ストーリー編】では、映画『バブル』の仕掛け人の二人である、荒木監督と川村が本作の誕生秘話を明かしている。完全オリジナルストーリーで映画を作るー全てのきっかけは、荒木監督が川村へ一緒に映画を作ってほしいとアプローチをしたところから始まった。

 「“より多くの人に向けた映画を作る”その時に必要なものを知っている人に教えを請いたかった」と荒木監督は語り、川村は「荒木監督の『進撃の巨人』を拝見していて、いつか一緒に映画を作ってみたいという気持ちがあって、オリジナルストーリーなのでどういうアイデア、テーマで作ろうかを半年間くらい話し合いました」と当時を振り返っている。

 そんな中、荒木監督が書いた1枚の画が、物語の重要な手がかりとなったと語っている。「膨大なプロットの中に、“機械化されたにんぎょ姫が沈んだ東京のビルの上に座っているスケッチ”をみて、にんぎょ姫をモチーフにしたオリジナルストーリーが面白いんじゃないかと思って物語が動いていきました」と川村は物語の起源を語っており、全てのきっかけとなった荒木監督によるスケッチ画像が本邦初披露となった。

 そして、出来上がったプロットをさらに膨らませるため、荒木監督のもとに、最高峰のクリエイター達が集結した。その内の1人、『魔法少女まどか★マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』の脚本を手掛ける虚淵玄。川村は虚淵について、「僕は『魔法少女まどか★マギカ』がものすごく好きで、“こういう作家がいるんだな”と衝撃を受けました。いちファンとして一緒に仕事してみたかった」と当時の衝撃とともに語っている。

 荒木監督は「10年前の作品『ギルティクラウン』(11年)でお手伝いいただいて、その時に“この人は本当にすごいな”と思いました。本作を作る際に“シャボン玉の地球外生命体”という設定を入れてくれたのは虚淵さんです。そういったSF要素を大きく入れて再構成していただきました」と作品の重要な設定を構築したことを明かした。

 さらに、キャラクターデザイン原案として「バクマン。」や「DEATH NOTE」、「ヒカルの碁」を手がける小畑健について、川村は「メジャー感もありながらカルチャー感もあり、映画にその漫画の良さが入らないかな?とずっと思っていてオファーしたところ、はじめは『忙しいから無理かも』と言われました」と明かす。ところがプロットを読んだ小畑から「やっぱりやりたい」と再度連絡があり、川村はガッツポーズをしたと言う。

 「今回、”荒木監督に関わってきたクリエイターが集結したフェス”にしたいと思っていたので、本当に大好きな人で集まって映画を作ったらどうなるのか、この作品のポイントになりました」と川村ならではの考えを語った。

 あまりにも豪華なクリエイター陣による、”本気”が詰まった本作は、日本アニメーションの技術が詰め込まれた結晶と呼べる作品に仕上がった。ぜひ劇場で、目撃していただきたい。

監督:荒木哲郎
脚本:虚淵玄[ニトロプラス] キャラクターデザイン原案:小畑健 音楽:澤野弘之
制作スタジオ:WIT STUDIO
声の出演:志尊淳 宮野真守 梶裕貴 畠中祐 
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開日:<劇場版>2022年5月13日(金)全国公開 <Netflix版>2022年4月28日(木)全世界配信
公式HPオフィシャルサイト:bubble-movie.jp
(C)2022「バブル」製作委員会

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