宮城県高校総体の水泳ですね。6月27日までグランディ21で行われていた県高校総体水泳競技。3月の地震の影響で50メートルプールが使えない中、史上初25メートルプールでの異例の開催となりました。

利府町で6月27日までの4日間行われていた県高校総体水泳競技大会。今年は3月に発生した地震の影響で例年の50メートルプールが使えなかったため大会としては初めて25メートルプールでの開催となりましたが、選手たちは日ごろの練習の成果を披露していました。
決勝種目が集中した4日目の27日、男子400メートル自由形で圧巻の泳ぎを見せたのは東北1年の佐藤竜之介選手です。1年生ながら伸びのある力強い泳ぎで序盤から抜け出すと自己ベストを更新して優勝。佐藤選手は200メートル個人メドレーでも優勝し、1年生ながら個人二冠を達成しました。

東北1年 佐藤竜之介 選手
「ターンの回数は長水路(50メートル)より多くなるので、そういった細かいところはかなり意識して練習に取り組みました」

女子バタフライ100メートルでは去年インターハイ出場の東北3年渡辺杏選手が圧巻の強さで200メートルとの二冠を達成しました。またこのレースでは渡辺選手の妹、杜選手も一年生ながら3位に食い込んでいます。

東北3年 姉 渡辺杏 選手
「東北大会ではバタフライ100メートル、200メートルどっちも優勝して、ベスト出して笑顔で終わりたいです」

東北1年 妹 渡辺杜 選手
「杏ちゃんの支えもあって楽しく泳げました」

男子100メートル背泳ぎでは東北学院3年の高橋康太朗選手が中盤から徐々に差を広げ、50メートル自由形に続き自身2種目目の優勝を果たしました。一方、女子100メートル背泳ぎでは第4レーン東北2年高橋翼選手と第5レーン東北1年森崎安加里選手とが終盤まで接戦を演じますが、最後は高橋選手が抜け出し200メートル背泳ぎとの二冠を達成しています。
今大会の上位選手は7月19日から岩手県で行われる東北大会に出場することになっています。

2 Comments

  1. エントリー短水路のタイムだからめんどくさいことになりそうだねw

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