東京都が10日に発表した新型コロナウイルスの新たな感染者は340人。1週間前と比べ、24人増えました。

 東京都の感染者数の推移です。前の週より感染者が増えた曜日に色をつけてみると・・・。これだけあることがわかります。

 10日、衆議院の厚労委員会。

 「(変異株が)間違いなく既存株に、取って代わるプロセスが始まっていて、早晩、変異株が主流になると、考えておいたほうがいいと思います」(新型コロナ分科会 尾身茂会長)

 北海道は10日、初めて13人が変異ウイルスに感染していたことが確認されたと発表。これまでに、全国で少なくとも312人の感染がわかっています。またこんな指摘も。

 「お子さん方にも感染しやすいという理解でよろしいですか」(立憲民主 山井和則議員)
 「小児の感染が増えていますよね」(新型コロナ分科会 尾身茂会長)

 先月25日までに確認された変異ウイルスの感染者の内訳。10歳未満が最も多く21%を占めているのです。尾身会長は「変異ウイルスと子どもの感染との因果関係ははっきりとしていない」とした上で、こう強調しました。

 「子どもへの感染も含めて、変異株が感染力を強めるということを想定した対策、変異株のモニターについては、かなり強度にする必要があると思います」(新型コロナ分科会 尾身茂会長)

 ただ、変異ウイルスのモニタリングには課題も多くあります。全国で最も多い60人の変異ウイルス感染が確認されている埼玉県の衛生研究所。

 「検査にかかる人手、書類などを発行する手間などが取られている」(埼玉県衛生研究所ウイルス担当 江原勇登研究員)

 変異ウイルスを見つけるには、通常の倍の人員がかかるといいます。また衛生研究所にはより詳しい検査を行うことができる「ゲノム解析」の器機もありますが・・・。

 「ゲノム解析については、通常より高度な技術が、必要になってくる。その人材育成が十分にできていない状況ですので、ゲノム解析については、十分な運用ができていない」(埼玉県衛生研究所ウイルス担当 江原勇登研究員)

 十分な体制作りには、“人材確保”が大きな課題だといいます。(10日17:35)

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