和歌山県田辺市で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家・野崎幸助さん(当時77)を覚醒剤を使って殺害した疑いなどで逮捕された元妻が、事件前に“覚醒剤の密売人”と接触していたとみられることがわかりました。
4月28日に逮捕された野崎さんの元妻・須藤早貴容疑者(25)は、4月29日に和歌山県警田辺署から和歌山地方検察庁へ向けて身柄が送られました。須藤容疑者は終始うつむいて目を閉じていて表情を窺い知ることはできませんでした。
須藤容疑者は2018年5月に野崎さんの口から覚醒剤を摂取させて急性覚醒剤中毒にして殺害した疑いなどが持たれています。
捜査関係者によりますと、須藤容疑者のスマートフォンにはインターネットで覚醒剤などについて検索した履歴が残されていたということです。またSNSを通じて田辺市内で覚醒剤の密売人と接触していたとみられています。
野崎さんの体内からは致死量を上回る覚醒剤の成分が検出されていますが、事件があった野崎さんの自宅の台所や掃除機からも覚醒剤が検出されたということです。警察は須藤容疑者がどのように野崎さんに覚醒剤を摂取させたのか、またどのように覚醒剤を入手したのか、詳しく捜査が進められています。
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