阪神淡路大震災が起きた1月17日が近づく中、23年前の発生当日に生まれた男性が愛知県で講演し、震災と向き合いながら活動する今の思いを語りました。
愛知県春日井市。この地域では阪神淡路大震災の翌年から自治体が中心となり災害に備えようと、2年に一度講演会や防災訓練を企画しています。
今回講師を務めたのは、震災の教訓を伝える活動を行う市民団体「語り部KOBE1995」のメンバーである中村翼さんです。
23歳の中村さんが生まれたのは1995年1月17日。 阪神淡路大震災が起きた日でした。
被災直後、混乱が続く神戸で多くの人の助けを受け生まれた中村さん。 当時の感謝の気持ちや助け合うことの大切さを伝えようと、去年から語り部活動をはじめ、各地で講演を行っています。
参加した人たちは、中村さんの声に耳を傾けながら震災の記憶を伝える大切さを再認識していました。
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