秀岳館高校男子サッカー部で入学予定だった県外出身の男子生徒が上級生から暴行を受け入学を辞退した問題で、この生徒が地元の高校に転学したことが分かりました。
母親によりますと13日から登校をはじめ、14日はサッカー部の練習にも参加しているということです。

熊本県や生徒の母親によりますと、今年3月、秀岳館高校サッカー部に入部予定だった当時中学3年の男子生徒が寮の食堂で、上級生から暴行を受けるなどしたため
入学式の直前で入学を辞退したということです。

このため、秀岳館高校へは「入学していない」とみなされ転学の手続きがとれていませんでしたが5月、秀岳館高校が入学辞退届を取り消し一旦入学を認めたことから転学が可能となりました。

生徒の母親によりますと、複数の高校からは入学を断られたということですが地元の私立学校が受け入れる意思を示し、試験を受けて合格、13日から登校を始めたということです。

県では、秀岳館や、生徒が転学を希望する学校などと協議を行った一方で、蒲島知事も問題の経緯や生徒に落ち度はないことなどを書いた文書を学校に送るなど生徒が転学できるよう支援してきました。

蒲島知事は「転学が決まり大変安心しました。今回、困難の中にあった生徒にチャンスを与えていただいた皆さまに心から感謝を申し上げます」とコメントしています。

母親はTKUの取材に対し「息子は転学が決まるまでは精神的に不安定な部分があった。今後、友達ができるなどすれば元の息子に戻るのではと期待している。転出出来たことは奇跡的なこと」と話し熊本県のこれまでの支援に感謝の言葉を述べました。

この生徒は14日も登校し、サッカー部の練習に初めて参加しているということです。

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