ドストエーフスキイ
中山省三郎訳

カラマゾフの兄弟 上より

第2回

青空文庫

朗読 日根敏晶
2019-03-24

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今回は以下の内容を含みます。
-第一篇 ある家の歴史
+四 三男アリョーシャ
+五 長老
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ここまでの登場人物を、登場順にまとめておきます(およそ登場順)。
アレクセイ・フョードロヴィッチ・カラマゾフ この物語の主人公 アリョーシャ
フョードル・パーヴロヴィッチ・カラマゾフ 主人公たち三兄弟の父
長男のドミトリイ(ミーチャ)は先妻アデライーダ・イワーノヴナ・ミウーソフ、次の二人(イワンとアレクセイ)は後妻ソフィヤ・イワーノヴナの子
アデライーダ・イワーノヴナ・ミウーソフ 裕福な名門貴族の出。ミーチャを置いて駆け落ち先で死亡
グリゴリイ カラマゾフ家の忠僕 子供たちを育てた
ピョートル・アレクサンドロヴィッチ・ミウーソフ アデライーダ・イワーノヴナの従兄 ミーチャを引き取り、叔母に託した
ドミトリイ・フョードロヴィッチ・カラマゾフ フョードル・パーヴロヴィッチの長男 財産分与で父と争議 ミーチャ
ソフィヤ・イワーノヴナ フョードル・パーヴロヴィッチの後妻で次男・三男の母 『憑かれた女』神経症で早世
将軍の未亡人 孤児だったソフィヤ・イワーノヴナを養育した。ソフィヤの死後、イワン、アレクセイを引き取った
エフィム・ペトローヴィッチ・ポレーノフ 県の貴族団長。将軍未亡人死後イワン、アレクセイを養育。高潔な、人情のあつい人
イワン・フョードロヴィッチ・カラマゾフ カラマゾフ家の次男、有名な教育家の寄宿舎へ入る天才。雑誌に論文を寄稿
ゾシマ長老 修道院の長老 ←NEW

7 Comments

  1. 素晴らしい朗読!坂口安吾、太宰治、カフカも聞かせていただきました。精妙かつ負のエネルギー感じる作品の選択ぐっときます。コンピュータ疲れで目の調子が悪くて本が読みづらいので助かります。youtubeのお宝ですね。貢献感謝いたします。

  2. コメントと系図を感謝。 とても贅沢なひと時となりました。

  3. 寝る前に毎晩1話ずつ聴こうと思います
    寝る前の楽しみが増えました
    追記:田舎医者をリクエストしましたが調べたところ訳者の著作権が切れたのが見つかりませんでした 訳者の著作権まで考えておられたことに敬服いたしました
    次は訳者の著作権切れも調べてリクエストいたします

  4. アリョシャは一般的に純真無垢な青年として理解されているようですが、じつは疑い深い、頭の良い、むしろ老獪といってもいい性格であると作者は描写しています。

  5. ドエフは最初はキツいけど、それをこえると、面白くて読み進む。

  6. 「避けがたい新しい道」に、引っ張られることありますね。