県が公表した津波浸水想定について、石巻市で住民説明会が開かれ、道路が遮断された場合の避難先など質問が相次ぎました。

このうち、11日に開かれた河北、北上、雄勝地区の説明会には、住民およそ60人が参加しました。
新たな想定では、石巻市は震災時のおよそ1.2倍の面積が浸水し、雄勝地区では、市内最大の高さ19.6メートルの津波が予測されています。
住民からは、道路が遮断された場合の避難先など、質問が相次ぎました。

雄勝町の住民は説明会後、「皆さんがそれなりの津波に対する避難訓練、そういうものを重ねて津波に対する心得を改めていかなくちゃならないと思います」と話していました。

石巻市は今年度中に避難計画の見直しを始める方針です。

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