イギリスの大学の研究者は国内で見つかった新型コロナの変異ウイルスについて、従来の型よりも致死率が高いとする調査結果を発表しました。
イギリスのエクセター大学などの研究チームは去年10月から今年2月にかけて、新型コロナ検査で陽性と判定された国内の30代以上の患者を対象に追跡調査を行いました。
その結果、従来の型に感染した約5万5000人のうち141人が死亡した一方、変異ウイルスでは同じ数の感染者のうち227人が死亡し、致死率が約1.6倍高いことが分かったということです。
この変異ウイルスは従来の型に比べて最大で7割ほど感染しやすいとされていました。
研究チームは「変異ウイルスの脅威を真剣に受け止めるべき」と注意を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
WACOCA: People, Life, Style.