新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、医療物資が不足しているとして、愛知県の大村知事は17日、事業者に対しマスクや防護服などの提供を呼びかけました。
政府が16日、「緊急事態宣言」の対象区域を全国に拡大し、愛知県は、特に重点的に対策を進める必要がある「特定警戒都道府県」に指定されました。
愛知県の大村知事は17日、会見を行い、県内の多くの医療機関で医療物資の備蓄があと1カ月もすれば不足する厳しい状態であるとして、今後の感染拡大に伴う感染者の増加に備え、事業者に対し、医療物資の提供を呼びかけました。
県は、提供を求める物資として、マスクや防護服、フェイスガード、医療用のゴム手袋などを挙げていて、提供された物資は、県内の医療機関や福祉施設などに配布するとしています。
物資の提供は、寄付のほか、有償での提供も可能で、募集はメールのほか、052-954-6340の電話番号で、平日の午前9時から午後5時まで受け付けます。
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