5月31日はWHO・世界保健機関が定めた「世界禁煙デー」
喫煙しないことが、一般的な社会習慣となることを目指して定められた日。

タバコを吸わない人:「禁煙っていわれてる場所で吸われたり、歩きたばこなんかされてると、臭うなって思います」
喫煙者:「昔は何でもありだったから。(Q:最近はどうですか?)家の中でも吸えませんからね。しょうがないけども、そういう時代なんでしょうね。寂しいですけど」

愛煙家からは嘆きの声も聞かれるなか、福島県福島市で進められている取り組みがある。
福島市は「受動喫煙防止重点区域」として、2020年10月からJR福島駅周辺での路上喫煙を禁止に。喫煙所以外でタバコを吸わないよう呼びかけ、指導員が中止を命じても従わなかった場合に2000円の罰金が科す条例を制定した。

福島市の坂内恒夫さんと八巻尚さんは、指導員としてほぼ毎日区域内のパトロールを行っている。
この日の見回りでは、路地裏や植木からたばこの吸い殻が…特に目立つのが交差点での喫煙だという。

区域内では、たとえ車内でも喫煙は禁止されている。
指導員:「駅前の駐車場ありますよね。駐車場内においてもそこで待っている間に窓を閉め切ってタバコを吸っている方もおられますけども、それもアウトです。注意をさせていただいています」

健康増進法の改正で、病院や行政機関では敷地内での喫煙が全面的に禁止されるなど、受動喫煙を防ぐ取り組みが全国で進められている。

福島市保健所 健康推進課健康増進係・八巻尚さん:「吸われる方なかなか厳しい環境にはあるんですが、吸われない方の健康も配慮しながら協力していただければと思っております」

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