せっしょう‐せき〔セツシヤウ‐〕【殺生石】
栃木県那須温泉の近くにある溶岩の塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前 (たまものまえ) は妖狐の化身で、殺されて石になったという。この石に触った人に災いを与えたので後深草天皇の時、玄翁 (げんのう) 和尚が杖 (つえ) で打つと二つに割れて死霊が現れ成仏して消えたと伝わる
せっしょうせき〔セツシヤウセキ〕【殺生石】
の解説
謡曲。五番目物。玉藻前 (たまものまえ) が狐の本性を現して討たれ、執心をもったまま殺生石に変じて人に災いを及ぼすが、玄翁 (げんのう) 和尚の法力によって成仏する。
割れた殺生石 慰霊祭で平和を祈願 那須
那須町の平山町長は「町の観光を支える殺生石が割れたのは残念だがこの出来事が良いことが起こる前ぶれになり国内・世界で話題になってほしい」とコロナ収束後の町の活性化へ期待を寄せていました。割れた殺生石について、那須町観光協会では5月下旬までに栃木県などと調整して今後の在り方を決める方針です。
割れた「殺生石」に願い込め 九尾の狐の慰霊祭と平和祈願祭 那須【動画】
今月5日に割れていることが分かった栃木県那須町湯本の国指定名勝「殺生石」で26日、石に化けたとされる「九尾の狐(きつね)」を供養する慰霊祭と平和祈願祭が行われ、観光関係者や観光客ら約150人が参列した。
割れた「殺生石」は「冷戦」の予兆か?発見日とチャーチルの「鉄のカーテン演説」が同日という偶然
◇ ◇ ◇ 3月5日、栃木県那須町の「九尾の狐」が封印されている、といわれる「殺生石」が真っ二つに割れていたことが分かった。「九尾の狐」は国を滅亡させるほどの強い霊力を持つという逸話があり、 「殺生石」は古来より「生き物を殺す石」だと恐れられてきた。
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