◆清明(せいめい)
万物がすがすがしく明るい美しい頃
新暦4月4日~19日頃

京筍 ~清明の自然~
春たけなわの頃、旬を迎えるのが筍です。
京都の筍は、味と品質に定評があり、日本一ともいわれます。その代表的な産地の一つが、京都盆地の西南に位置する乙訓地域です。中国からこの地に伝わったといわれる孟宗竹の筍は、光るような白さと柔らかさ、豊かな風味が特徴とされています。
おいしさの秘密は、農家の人々のたゆまぬ努力と創意工夫にもありました。稲藁を敷き、土を入れ、間伐をし、一年を通して竹やぶの管理が行われます。
手塩にかけて育てられるからこそ、誰からも愛される味が生まれるのかもしれません。

十三参り ~清明の暮らし~
大人になる通過儀礼として、数え年13歳になった男女が、旧暦3月13日(現在では4月13日)に虚空蔵菩薩に参詣する習わしがあります。
13歳という年齢は、干支が一巡し、もとの干支に戻る節目の年。子供が大人へと成長する時期で、女の子にとっては最初の厄年でもあることから、知恵と福徳をもたらす虚空蔵菩薩に参るようになったといわれます。
京都では、嵐山の虚空蔵法輪寺に大人の知恵を授かりに行く風習があります。お参りの後、渡月橋を渡り切るまでに後ろを振り返ると、授かった知恵がなくなると言い伝えられてきました。

Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年4月)

前の節気-春分 http://youtu.be/lBb8Z7Srgl0
次の節気-穀雨 http://youtu.be/2l6sZq9_JWQ

YouTubeチャンネル「NipponArchives」
https://www.youtube.com/NipponArchives2013

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