インドでは今、感染が急拡大し、一日あたりの新感染者は世界最多となっています。

 その一因とされる「変異ウイルス」が、日本国内でも確認されたことが明らかになりました。

 加藤勝信官房長官:「我が国は、インドで確認された変異株『B.1.617』が計5件、確認されている」

 国内で初めて確認されたのは、1つのウイルスで2つの変異が起きる「二重変異ウイルス」です。

 二重変異ウイルスは、感染力が強く、ワクチンが効きにくいとの指摘もあります。

 感染症対策に詳しい、国際医療福祉大学の松本哲哉教授は「2つの変異が重なることにより、変異ウイルスの中でも、さらに免疫から逃れやすいウイルスになっているのでは。結局、検査している数が少ないので、国内にある程度存在しているだろう」と話します。

 二重変異ウイルスは、空港検疫で4件、国内で1件、確認されたということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version