緊急事態宣言を巡って政府は東京、大阪、兵庫、京都に宣言を出すことを23日に決定します。学校はどうなるのでしょうか。午前中は自宅で勉強して給食を食べに登校するという案も浮上しています。

 大阪府の吉村知事は22日も、より強い措置が必要だと訴えました。

 大阪府・吉村洋文知事:「より強い措置をしなければならない。街全体の人流を大きく止めるようなことをしなければならない。緊急事態宣言については週末から適用して頂きたい」

 人の流れを止める・・・。大阪府が検討している案では、例えばテーマパークや大型百貨店などには休業要請、飲食店に対しては全面休業か土日だけ休業。もしくは時短での営業を要請し、いずれも酒類の提供はなし。

 さらにスポーツイベントについては・・・。

 大阪府・吉村洋文知事:「中止、延期、もしくは無観客」

 では学校はどうなるのでしょうか。

 大阪市・松井一郎市長:「授業はオンラインで実施をする」

 そのオンライン授業をどう行うか、大阪市の方針が明らかになりました。それは「対面との両立」。

 小学校では1時限と2時限は自宅でオンライン学習。その後、登校して学習内容の確認やプリント学習した後、給食の時間です。午後にも授業がある場合は、また自宅に戻ってオンライン学習をします。

 中学校については、午前中は自宅でオンライン学習をして給食の時間に登校。午後は学校でオンライン学習の内容確認などを行う予定です。

 大阪市では3月までに市内の小中学生約16万人にタブレット端末を配布しています。

 とはいえ、初めての試みです。学校では急ピッチで準備に追われています。

 一方、子どもたちはというと、慣れるのも早そうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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