障害を持つ息子へ

相模原での障害者殺傷事件の３日後、障害を持つ子の親として私がFacebookに書いた文章は、あっという間に広まりました。
加害者が言うように「障害者は不幸しか生んでいない」わけではありません。
「障害を持つ子供を愛おしく思う気持ち」を、多くの親は持っています。

大阪の歌手パギやんが、曲を付け、歌ってくれました。
そこで私は、インターネットで呼びかけ、写真を集めてみました。
障害を持つ子が、その子らしく写っている写真。
そして、事件からこの１年間に撮った写真。
６７人の子の親が応じてくれました。
これは、名を持ち、豊かな存在感を持って生きている、私たちの家族の姿です。
　
（月命日の2017年9月26日に）