「NTT」の社長らが総務省幹部を接待していた問題です。11日に野田幹事長代行が取材に応じ、総務大臣当時、NTT側と会食していた事を認めました。

 NTTによる総務省接待問題が広がりを見せています。11日に発売の週刊文春は新たに自民党の総務大臣や総務副大臣経験者、合わせて4人が接待を受けていたと報道。4人はいずれも「会食」したことについては認めました。

 野田幹事長代行は総務大臣当時の2017年と2018年の2回、NTT側と会食。うち1回はNTT側の支払いだったと説明しました。

 おととしと去年の2回、NTTの澤田純社長と会食した高市元総務大臣は支払いは負担したと、接待ではないと反論。2人の元総務大臣は会食の場でNTT側から許認可などの話はなかったと話しています。

 また、総務副大臣だった坂井学官房副長官と寺田稔衆議院議員は、それぞれNTTの篠原弘道会長、澤田純社長と1回会食。こちらは、いずれもNTT側が支払いをしたと認めています。

 一方、現職の武田総務大臣は11日もNTTとの会食の有無について明言しませんでした。NTTの澤田純社長については来週、国会に参考人として出席するため、野党側は接待の目的について追及する方針です。
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