(内容)
今週、安倍首相が辞任会見された際に持病の「潰瘍性大腸炎」の悪化について言及されました。

潰瘍性大腸炎は、国が指定する「指定難病」のひとつで、患者は、若者から高齢者まで幅広い世代にわたり、国内の患者数は16万人以上、1000人に1人ほどで難病の中で最も多いとされています。

大腸の粘膜が炎症を起こし、激しい腹痛や下痢、血便を繰り返す病気です。また重症になると発熱や体重の減少、貧血などの全身症状が起きます。

今回は、潰瘍性大腸炎の原因とその症状について詳しく解説させていただきます。また潰瘍性大腸炎は現在酸化ストレスとの関係性についても研究が進んでいますので、今後の抗酸化治療の可能性についてご紹介させていただきます。

今回もライブに参加いただく皆様からの質問や疑問にもお答えいたしますので是非ご参加ください。

ライブ日時:2020年8月30日 20:00〜20:45
配信リンク:https://youtu.be/QA6Q8NpdT_Y

【プロフィール】
犬房春彦
東海国立大学機構 岐阜大学 高等研究院 科学研究基盤センター 共同研究講座 抗酸化研究部門 特任教授
公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室

(経歴)1957年、岡山県出身
近畿大学医学部卒業後、近畿大学 医学部大学院外科学系専攻 修了(近畿大学博士(医学))
その後、近畿大学医学部臨床医学部門 教授、ストラスブール大学欧州テレサージェリー研究所 客員教授、スペインバルセロナ大学外科学教室 客員教授などを歴任し、2013年から現職。

進行:
小島亜輝子(アナウンサー、医学生)

#安倍首相 #潰瘍性大腸炎 #指定難病

WACOCA: People, Life, Style.