<4月19日に発生した地震…3月の地震との関連は?>
4月19日午前8時16分ごろに発生した地震。
茨城県城里町で震度5弱を観測したほか、福島県内では白河市・田村市・いわき市など、中通りと浜通りで震度4を観測した。

この地震によるケガ人は確認されていなく、津波の発生もなかった。
また、東北新幹線は地震直後に大宮と郡山間で停電が発生したが、その後復旧し約10分後に運転を再開。

東京電力によると、福島第一原発と第二原発で新たな異常は発生していないという。

----------
<「今回のような【意外なタイプの地震】も起こる可能性もあります」>
こう話すのは、東北大学・災害科学国際研究所の遠田晋次教授。
【意外】と話すのは、そのメカニズムにある。

東北大学 災害科学国際研究所・遠田晋次教授:「日本列島の地下深くに沈み込んでしまっている、太平洋プレートの内部で起きた地震で、その内部で断層のずれが生じるということですね。このあたりはなかなか普段は地震が起こっていないところですね。小さい地震は起こりますけども、M5クラスの地震は今までなかなか記憶がない」

また、3月16日には福島県内で最大震度6強の地震が発生。
遠田教授は、この地震と4月19日の地震のメカニズムは同じと話す。

東北大学・災害科学国際研究所の遠田晋次教授:「3月16日の地震との関係は、おそらくないと思います。おそらく3月16日の余震でもありません。今回ぐらいの90キロ数十キロという地震は、沈み込んだプレートがある地域ではどこでも考えられる。もっと大きい地震が起こることもあります」

----------
<4月19日の地震は…海の地震と言ってもいい>
遠田教授は「地図上では内陸で起こったとされているが、海の地震と言ってもいい」と話す。

東日本大震災などはプレートの境界で発生した地震だが、その1ヵ月後にも大きな地震があり、福島県いわき市などで大きな被害が出た。これは震源の浅い【活断層による地震】 4月19日の地震は内陸部が震源ということで、これと同様かと思ったが…
今回は、海から沈みこむ大平洋プレートの内部・深い所で発生する地震で、ここで断層がずれることで揺れが生じたという。

遠田教授は「沈み込んでしまったプレート内部は、隠されていて情報がわからないので、予測もできない」としている。

また、今後の地震に影響はあるのか遠田教授に聞くと「普段の地震活動の一つで、けさの地震によってどうなるとか、何か異常が起きているわけではない。ただ3月16日の余震や関連する地震はまだまだ活発に起きているので、その方が注意が必要」という。

WACOCA: People, Life, Style.