東北新幹線は14日、およそ1カ月ぶりに全線で運転を再開した。

東北新幹線は、3月16日の地震で走行中の列車が脱線したほか、広い範囲でレールなどに被害が出たことから、一時、岩手県と栃木県の間で運転ができなくなった。

14日、最後の不通区間となっていた仙台駅と福島駅の間で運転が再開され、およそ1カ月ぶりに全線で運転再開となった。

利用者は、「やっと、という感じですね」、「(新幹線は)すごく楽ですね。復旧に携わった人に感謝したい」などと話した。

JR東日本によると、当面は列車の本数を通常の8割から9割程度とするほか、郡山駅と一ノ関駅の間で徐行運転となることから、所要時間が一部区間で、通常より長くかかるという。

JR東日本は、通常ダイヤへ戻る時期について、5月の大型連休明けを見込んでいる。

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