秋田県内では12日、新たに445人が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。1日当たりの感染者数は、先週火曜日の389人を50人以上上回り、過去最多を更新した。
保健所別で見ると、秋田市保健所管内が過去最多の230人、大仙保健所管内が51人、大館保健所管内が46人、横手保健所管内で34人、秋田中央保健所管内が32人、湯沢保健所管内が19人、由利本荘保健所管内が13人、能代保健所管内が12人、北秋田保健所管内が8人。
年代別では、10代が118人、10歳未満が93人、30代が68人、20代が51人、40代が49人などで、10代以下の感染者だけで全体の半数近くを占めている。
新たなクラスターは、秋田市の小学校、県北部の高校の部活動、大館保健所管内の保育園、大仙保健所管内の事業所で確認された。
1日当たりの感染者445人は、先週火曜日の389人を50人以上上回る過去最多で、累計は1万9808人となった。
土曜・日曜の検査数が少なくなる反動で、月曜の検査結果がベースとなる火曜は感染者数が多くなる傾向があるが、12日は先週に続き2週連続で過去最多の発表となった。
11日時点での感染者数は2958人で、重症者3人を含む66人が入院中。自宅で療養している人は全体の8割に迫る2349人。確保している病床の使用率は22.8パーセント。
1人の感染者が平均何人に感染させるかを表す「実効再生産数」は1.04と、感染拡大を示している。
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